クレー監督の挑戦:天才少年たちの奮闘記
紳士、淑女の皆様、こんにちは。
「クレーの本棚」編集長、兼店長、クレー・パオロです。
クレー監督がイギリス3部リーグの弱小チームの指揮を執り世界のサッカーの強豪クラブに挑む挑戦記ですw
監督就任後、世界中から実在するサッカーの天才少年だけを集め特殊部隊を結成しました。まだ十代だけど将来のスーパースター予備軍です。彼らがどこまで世界に通用するのか!挑戦は今日も続きます。選手名簿はこちらをご覧ください。(ワンダーキッズ名簿)
前回まではゴールキーパーのベントレー兄さんがまさかの契約延長拒否をしたところだったと思います。今回はその話の続きになります。 (第一話はこちらから)
確かに安定したGKが突然変わるのはチームとしても大変です。 おまけに自分たちより格上相手の試合をしないといけないわけですから。移籍交渉の方をゆっくり進めながらとにかく今回の準決勝は乗り切りたいと思います。
イングランド・トップリーグ所属アーセナル戦です。この試合まではベントレー兄さんがゴールマウスを守ります。
このキャピタルワンカップですが今回のセミファイナルは2回行われて二試合の合計点が上回ったほうが決勝に行きます。 決勝はもちろん一発勝負ですが。
アーセナルは左端のイギリス代表FWウェルベックが足も速くものすごく危険です。香川と同じ時期にマンチェスター・ユナイテッドにいた人です。
試合開始早々、スピードの速いアーセナルにやられました。来るのがわかってるのに止められないという感じです。
ですが、直後にアンプロース君の単独の斬りこみからどうにか同点に戻します。おそらく彼のレベルはどうにか一部リーグに通用するようになりました。
ですが、警戒していたにもかかわらず前半終了直前の45分にウェルベックに二点目を取られます。
この人はゴール前でボール持たれると止めるのが大変です…
後半は攻めてもシュートはことごとく外し相手からは攻め込まれ大変なことになりましたが、1点を返しどうにか同点にします。
でも試合終了直前、アーセナルのまさかのゴール。これで3対2。 完全に負けたと思いました。
ですが、ゴール直後にホイッスルが。なんとオフサイド判定で今のゴールが無効に。
その直後試合が終わり、どうにか引き分けで試合が終わりました。
でもこれがオフサイドでなければ、戦力差からほぼ確実にこの時点で負けが確定していたでしょう…
今回同点にできたとはいえ明らかにウエストエンドのいる3部リーグとはレベルが違います…気を少し抜くと終わりです。
そして、キャピタルワンカップ第二戦。 泣いても笑ってもこれで完全に決着がつきます。
今度は多少不利なアウェイ戦。
試合開始のホイッスルが鳴り、ワンダーキッズたちのトップクラブへの挑戦が始まりました。
ディフェンスが必死に頑張るも試合開始早々あっさりと得点を許します。とにかくスピードについてゆけません。相手は各国代表が集まった強豪ですから当然ではありますが…
ただこの日、大舞台で緊張するのか、サウスエンドのエースたちがありえないシュートミス連発する中、影の存在だったMFのアミリ君がまさかの同点ゴール。
その後、この勢いに乗ってエースのアンブロース君が二点目を決め、あとはアーセナルの猛攻を耐え続けました。
今回はエース達の不振の中ほかのメンバーの踏ん張りにより、二対一でかろうじて勝利しました。
強力な相手にはチーム戦でしか挑むことができませんが今回はそれを思い知りました。
でもこの結果キャピタルワンカップの決勝はトップリーグ首位のマンチェスターシティと3部リーグ首位のサウスエンドの対決になりました。現実ではありえない組み合わせですが、こちらは天才児集団ですからね。どこまで戦えるか楽しみです。
そしてついに決勝の時が来ました。
舞台は「サッカーの聖地」と称されるウェンブリースタジアム。 世界的強豪が勝つか、ユースの精鋭軍団が勝つか、泣いても笑っても一発勝負の時です。(続く・・・)
来シーズンは二部に昇格がほぼ確実になっていただけに大変残念です。
でも、ベントレー兄さん今までありがとう。
(クリックで拡大します)
もし、次回対戦相手として顔を合わせる時は容赦はしません!
代わりに彼の売却資金で17歳の新米GKをチームに迎えました。
トルコ出身のクレリ君です。膨大なデータベースで調べて現実世界ではトルコに埋もれている逸材をスカウトしてきました。彼も若いですがポテンシャルが大きいですね。しかし今はまだベントレー兄さんより能力が低いです。
これはチームとしては避けられない戦力ダウンでした。
思いのほか元いた選手の放出などで資金が確保でき、またトレードを含めて彼以外でもあと2名スカウト成功しました。
RM:ライアン・ケント(リバプール) CB:エルベディ(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)
順調に育てば二人とも代表クラスにはなるはずです。
このような変化の後、マンチェスターシティとの優勝決定戦が始まりました。
しかしまたしても、チームのエースたち(アンブロース、ペレイラなど)シュートミスを連発。
かろうじて枠をとらえたものは、普通の試合なら入るような絶妙なものでも全てイギリス代表GKジョー・ハートの鉄壁にすべてはじき返されます。
ですが、ここで意外な展開が。こちらが放ったシュートをシティのDFが自分のゴールに押し込みますw シティのまさかのオウンゴールw
これは、絶好のチャンス到来!1対0でこちらが優勢に! 追加点を取って試合を有利に進めようと攻撃を強化したその時、
コートジボアールの大スター、ヤヤ・トゥーレからの強烈な一撃。17歳のキーパーが止めることができるはずもなくあっという間に同点に。 この後も世界のスター集団が怒涛の攻撃を仕掛けてきます。
天才ユース集団も劣勢ながら大雨の中泥だらけになりながら死闘し、試合は文字通り泥沼化します。そして1対1のまま延長戦に突入。
ですが開始直後にコートジボワール代表ウィルフリード・ボニーの強烈なシュートに倒れます。
この後もマンチェスターシティーの間髪入れない攻撃にさらされ、更なる追加点を許してしまいます。
この時はすでに攻撃陣の体力が完全に尽きていました。追加点はおろかボールを回すのもままならない状態に。選手交代するも、時すでに遅し。世界トップクラブとの力の差を見せつけらのでした。 結果、3対1での完全なる敗北。
トロフィーを掲げるマンチェスターの選手を横目に呆然とするサウスエンドイレブン。
ですがこの時理解したことは、格上との試合では体力で全くかなわないため、前半は極力体力温存し後半になって捨て身の猛攻撃をかけなければならないということです。 格上相手には安全な試合運びなど存在しません。
今回は自ら得点することすらできずに完全な敗北です。
今回は新米GKにとっても手に余る相手だったので、仕方がない結果かもしれません。
ただ、今回他のトップクラブには善戦し勝利してきたのでかなりの自信となりました。
日本ではあまり知られていませんがイングランド下部リーグにはもう一つカップがあります。それはジョンストンズ・ペイントトロフィーです。 イングランド下位リーグの合計48チームによって争われるカップ戦です。
これはサウスエンドと同じか下のリーグのクラブとの対戦なので、割と順調に勝ち上がり決勝までコマを進めました。
決勝での対戦カードもサウスエンドより下部リーグのチーム(ポーツマス)。実はこの試合は始まる前から楽勝だと思っていました。
サウスエンドはマンチェスター・シティと戦うレベルなので、このレベルの低いカップの優勝は造作ないと考えていたわけです。
しかし、いざふたを開けてみると、相手は下部リーグクラブと思えない切れのある動きをし、得点能力は低いもののこちらも全く点が取れません。
90分では決着がつかず延長戦に。なんとそれでも決着がつかずついにPKになります。
こうなると、あとは集中力の差が出ます。 完全に士気をそがれたサウスエンドはミスを連発しまさかのPKでの敗退。
ものの見事に「慢心するとこうなる」というパターンになってしまいました。
試合前、相手を見下した時点で既に勝負はついていたのかもしれません。
しかしまだ戦いは終わったわけではありません。
今期はエミレーツ杯が残っておりそこの準決勝でまたもやマンチェスター・シティとの準決勝での対戦が。
この試合までかなりの数の試合がありますのでそれで選手が成長してくれるのを願うばかりです。
また、リーグ戦の最終試合までの数試合が残っています。
今後は相手がだれであろうと、とにかくチーム全員で攻めのサッカーを展開しようと思います。
天才少年たちのトップリーグへの道は平らではないですが、彼らも着実に力をつけてきています。
エミレーツカップの行方は?また昇格のかかった順位の行方はどうなるでしょうか。
それは次回まとめてみたいと思います。
今回はかなり本格的にサッカーの試合ばかりの内容でしたが読んでくださり有難うございますw
忘備録的に、またグラフィックがきれいなので今後もたまに書いていこうと思います。お暇なときに読んでいただけると嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。サウスエンド監督のクレーでした。
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